せっかちだ。
几帳面だ。
好き嫌いがはっきりしている。
というのが自分。
長いこと通っている医院の先生は70代。いつも最初だけ医師と患者らしい話をしたらあとは世間話。
時間がなくて早く切り上げたい時は相槌を打つだけ、ゆっくりしてもいい時は少し話をひろげてみることにしている。患者といっても年に1~2回炭酸リチウムが必要だ、と自覚した時しか行かない。元々が身体が丈夫で病院のお世話になったのは数えるほど。しかし、整形外科は別で50を過ぎてからは、テニス肘や四十肩など数年おきに通うようになったが。
昨日は連休明けだったせいか待合いは満員だった。
忙しいはずなのに、先生はいつも通り、世間話の体制に入ろうとするのでこちらも相槌だけに、と思ってた。しかし、地面の揺れが人間にかなり影響する、というあたりからちょっと話しが広がりだした。
先生曰く、台風とか洪水とかはいいんだけどね、地震よ、地震、地面が揺れるのはだめみたい、ここ最近、体調悪くなった人多いのよ、あの後だもんねぇ。
そう言われて、自分の今の体調っていつもの季節の変わり目、自律神経の乱れだと思っていたけどプラスαもあったのかも。
何か変わった?と訊かれ
そう言えば、常に緊張してたかもしれません、無意識に。
うん。夜は?眠れてる?
はい、この歳ですから睡眠が持続せず切れ切れですが合計すればまあまあ。
うんうん、ならいつものでいいね
はい、お願いします。
帰り道、あ、そうか、と思ったのは、
世間話のようにみえる先生の話しって、診察なんだと気付く。
世間話をして相手の受け答えをしっかり診てるんだと。
それがわかったのは、この医院の診察室へ入るまでのパターンが独特なのに少なからず感心したから。
そして、診察が終わって次の人を呼び入れるまで結構な時間がかかるから。
いい先生に巡り合えたなあ。






