ミシンの針
足踏み式のミシンが実家にある。
母の嫁入り道具のひとつだったそれは、とっくの昔に代替わりしているけど、
やはり足踏み式だ。
そして、ミシン針と言えば、これ、「オルガン針」。
私はオルガン針以外のミシン針を知らない。
だから、なんとなくメンソレータムの小さな看護婦さんマークにも似た雰囲気の
ご婦人マークのオルガン針が、イコールミシン針のことなんだと思っていた。
この木葉にある九州オルガン針株式会社は、長野県上田市に本社がある。
上田から木葉に、この会社を立ち上げるためにやってきた人がいて、
この会社もその後45年以上この地に根付いている。
家庭からミシンが消えていく中で、それでもミシン針の製造工場がこうして
生き残っていくには、それなりの営業努力があるはず。
いつも、ここを通る時、緑のきれいな看板に描かれたご婦人マークを見て、
物凄く安定した気持ちになる私です。
一日
一日は24時間。 みな平等。
時間て、前にしか進まないのか。
時間の矢は右へ進む?左へ進む?
数十年前、自分はこの世界のどこにもいなかった。
でも、ある日、生まれた。
そして、ある日、この世界のどこにもいなくなる。
それは、数十年前のこの世界のどこにもいなかった頃に戻る?
とにかく、牛乳とパンが切れたから、買って来よう~っと。
ああ、忙し忙し。
石橋
石橋を、叩いて、壊して、自分で作る性格。
120年前に
おまえ、苦しみに耐える、血につながる、わたしの忍耐
吊るされた喉首 のろまな夜の オルガン
優しさの中に 空を隠す 気高い女
復讐の女神に 床を用意しておくれ そこからぼくは生れる
~「忍耐」ポール・エリュアール 安東次男訳 エリュアール詩集(思潮社)より~
自分の思い通りになることなんて一個もない。
そう思わなきゃ、って言われた。
その言葉が、有難かった。
ありがとう。
ご予定
2つ予定が入っただけで舞い上がる。
少しその方面に弱い傾向がある。
几帳面で、計画を立てるとその通りに行動しなければならない、という意識が強すぎて緊張する。
心が張りつめる。ウキウキする。いけない、いけない、平常心、と思えば思うほどだめ。そわそわ。うろうろ。
結果、本番に遅れることも。。。
今日も9:30と16:00の予定。
上手くこなし、夕刻、いつも通りの定位置に戻る自分を望むあまり、
いかん!もう肩が凝ってるし。